こんにちは。
『ビールに助けられた男』いとりょです。
関西ローカルABC放送の「おはよう朝日です」に出演してから約半年が経ちました。
この出演をきっかけに、芸人のたむけんさんが所有するシェアレストラン(コロコロレストラン)での出店を月に1回程度続けてきました。
そしてテレビを見て来てくださるたくさんの方との御縁が生まれています。
普通に会社員をしていては得られない貴重な体験です。
そしてさらなるワクワクを求め、シェアレストラン事業は継続しつつ、ビールイベントを開催することにしたのです。
この記事では、「今後何かしらのイベントを開催したいなぁ」と漠然と考えている方向けにどのような点が大変で難しかったかを自身の振り返りも兼ねてお伝えします。
Contents
クラフトビールイベントを開催!何が大変?
ビールイベントの内容は?
開催場所:阪急塚口駅前広場(兵庫県尼崎市)
開催日時:2023年7月22日(土)11時〜19時
開催内容:クラフトビールとおつまみの野外イベント
初めてのイベント企画だったため、我々『びあらば』(おつまみ担当)と『ジグザグブルワリー』(クラフトビール担当)の2団体のみで行いました。
場所は兵庫県尼崎市にある「阪急塚口駅前広場」。
最近駅前の開発が進み、尼崎市が積極的にイベントの開催を推奨している場所です。
開催日時は7月22日(土)11時から19時。
駅前にテント(露店)を2つ並べて炎天下の中、営業を行いました。
『びあらば』が用意したおつまみは、唐揚げ、春巻き、ポテトフライという簡単な揚げ物。
『ジグザグブルワリー』には、3種類のビールをご用意いただきました。
各種申請はどのくらい前から準備した?
申請については会社員をしながら平日に何度も役所に行くのが大変でした。
私達はイベント開催にあたって3つの申請が必要でした。
①飲食店営業許可(3週間前)
②道路使用許可(1ヶ月前)
③消防署への届け出(5日前)
①飲食店営業許可
まずおつまみを提供するためには、飲食店営業許可(露店営業許可)が必要です。
市区町村によっては、バザー扱いで上記許可が不要な場合があるようです。
こちらはイベント内容にもよりますが、基本飲食物を扱う場合は必要だと考えてください。
営業許可を取得するためには食品衛生責任者の資格が必要です。
こちらは市の食品衛生協会が実施する講習を受け資格を取得してください。
また、申請時には実際にイベントで使用するテントや調理器具をすべて持っていかなければなりませんでした。(めっちゃ大変)
②道路使用許可
イベント開催には開催場所の許可が必要です。
私は市が管轄する場所を借りたので、市から委託を受けているNPO法人に申請を行いました。
市を通さなければいけないので、時間はかかります。
また、フォーマットがワードでめっちゃ記入しにくい!!
グーグルフォームとかにしないと若者の利用は増えないと思います!!笑
NPO法人の担当の方が「おはよう朝日です」の視聴者で、私のことを知っていたので親切に対応してくれました!(元々親切な方なのだと思いますが。笑)
③消防署への届け出
こちらはイベント内で火気を使用する場合に限り、届け出が必要です。
書類自体は簡単なもので、書いてイベント実施場所を管轄する消防署に持っていくだけです。
30分程度で許可が下ります。
火気を使用する場合には消火器の購入が必要です。
(Amazonで4,000円くらいです)
おすすめはこれ。
また、イベント時に消防が現地視察に来ます。そしてちゃんと消火器を準備しているのかを確認しに来るので、必ず準備しておいてください!
イベント開催にかかった費用は?
飲食店営業許可申請手数料:16,000円
道路使用料:2,000円
飲食用テーブル購入:9,000円
食材購入費:15,000円
消火器購入:4,000円
備品購入費:10,000円
計56,000円
ビールイベントの集客方法は?
ビールイベントの集客方法はInstagramの告知のみです!
※当日は呼び込みも実施しました。
ビールイベントの売上は?
イベントの売上は16,500円でした!!
めっちゃ赤字!!!死にたい!!!笑
上記はおつまみのみの売上です。
フードは1品500円なので、33食売れたということになります。
差し引くと約40,000円赤字ですね。まぁ、初期投資ということで納得させてます。
ビールは天気も良かったので、おつまみの倍以上は売れていました。
ビールの売上は協力してくださったジグザグブルワリーさんの売上ですが、全部合わせると50,000〜60,000円の売上となりました。
ビールイベントを開催する今後の課題は?
集客!!!!
今回のイベント開催にあたり、役所への申請にかなりの時間を取られギリギリまで準備ができませんでした。
そのため告知も十分ではなく、集客もうまくできませんでした。
イベント最大の課題は集客です!
また、露店のレイアウトもイケてなかったので、認知はしてもらえたものの、購入までに至らないことが多かったです。
次回は9月2日で仮押さえをしているので、余裕を持ったインスタでの告知、チラシの配布、市への告知協力を行い、事前集客を強化します。
一般的な飲食店の方が悩まれるポイントですね。
※私達はこれまでシェアレストランでの経験があるため、提供までのオペレーションは問題ありませんでした。
非常に悔しい結果となりましたが、良い経験となりました!!
まとめ
ここまで読んでいただき、なんとなくイベント開催までのイメージは付きましたでしょうか?
市区町村によって細かいルールや納期が違うと思うので、一度イベント開催に興味がある人は市役所や保健所に問い合わせてみると良いと思います。
イベント開催で大変なこと申請と集客。
今日はこれだけ覚えて帰ってください!笑
ただ、1回申請してしまえば2回目以降は道路許可申請と消防のみで備品もそのまま前回のものを使えるため、集客に集中することができます。
集客方法を色々工夫することに面白さはありますし、ビジネス能力が試される部分だなと思います。
また、イベントは継続すれば地域での認知も高まるし、繋がりも増えてきます。
地道にコツコツ継続していくことが重要です。
本日は以上!!!!