クラフトビールは高くてまずい!?それは美味いクラフトビールに出会えていないだけ!!

こんにちは!

ビールが好きすぎてABCテレビの『おはよう朝日です』で芸人のたむらけんじさんが所有するレストランで営業する様子を放送いただいた、おつまみぶるわりーの伊藤諒です。(挨拶が長い)

突然ですが皆さんはクラフトビールを飲んだことがありますか?

普段晩酌する人でも、ビールはスーパードライ!プレモル!という人が多いのではないでしょうか?

日本でなかなかクラフトビールが浸透していない理由や、「クラフトビール=まずい」という印象がついてしまっている理由について考えていきます。

結論、クラフトビールは大手のビールと比べると少々高いですが、ラーメンくらいの種類があり、好きなタイプのビールを見つけると大ハマリします。

そのため、クラフトビールがまずいと思っている人は、好きなタイプのクラフトビールに出会えてないだけの可能性が高いです。

ラーメンだって塩ラーメンが好きな人が濃厚魚介豚骨のラーメンを食べたときには「なんか違うな」ってなると思います。

それは濃厚魚介豚骨がまずいのではなく、好みが合わなかっただけなのです。

この記事を最後まで読んでいただくときっとお好きなタイプのビールに出会えるはずです!

Contents

クラフトビールとは

クラフトビールとは、「手作りのビール」「職人技のビール」などを意味する表現です。

最近だと「クラフトコーラ」や「クラフトジンジャーエール」もおしゃれなカフェで見かけますよね。

昔は「地ビール」と表現することが多かったですが最近は「クラフトビール」として売り出していることが多いです。

地ビールとクラフトビールは同義と考えて良いです。

後述しますが、「地ビール時代」はまずいビールもありました。

そして基本的に「クラフトビール」は大手のビール会社が「量産するビール」と対比して使われる用語です。

居酒屋や食卓に並ぶ大手のビールは基本的にピルスナーという種類のあっさりしたビールです。

それに対してクラフトビールはピルスナーだけでなく、様々なタイプのビールを製造しています。

クラフトビールはたしかに少し高い

まず事実としてクラフトビールは大手のビールと比べて価格は高いです。

様々な理由が考えられますが、一番は規模の経済に起因します。

規模の経済=スケールメリットとも言い換えられます。

同じ商品を多く作れば作るほど固定費(工場の土地代や人件費、機械代など)の割合が下がるため、消費者にも安く提供できるというわけです。

まさに大手のビール会社ではスケールメリットを最大限に活用しています。

また、ビールを作るために必要なホップや大麦などの原料も大量に仕入れることで一般的には安く手に入れることができます。(ボリュームディスカウント)

対してクラフトビールを製造している会社はマイクロブルワリー(少人数で少量のビールを生産)が多く、大手のビールほど大量生産が出来ないため、相対的に高くなります。

もちろん、クラフトビールには副原料として柑橘類や香辛料などを配合することもあるため、その分費用が乗っかってくるということも考えられます。

大手ビールがクラフトビールに比べて安い理由

ボリュームディスカウントで仕入れにかかる費用を抑えられる

スケールメリットを最大限に活用し商品価格を抑えている

クラフトビールには多くの種類がある

大前提として、クラフトビールは美味しいです!笑

ビールと一口に言ってもラーメンの種類くらいあるのです。

主なビール分類の一例として、「発酵方法で大きく分類する→発酵方法で分類したビールを国ごとで分ける→国ごとで分けたビールをスタイルごとで分ける」ことができます。

主なビールの分類方法

①発酵方法(上面発酵、下面発酵、自然発酵)

②国別で分類

③スタイルで分類

ビールのスタイルと特徴(一例)

ヴァイツェン(上面発酵→ドイツ):苦味が少なくバナナのようなフルーティーな香りがする。

ペールエール(上面発酵→イギリス):苦味が強くスッキリとした味わい。柑橘系の香りも特徴的。

アメリカンラガー(下面発酵→アメリカ):苦味や香りはそれほどなく、炭酸含有量が多く極めてライトな味わい。バドワイザーが代表的。

とはいえ、私にも好みがあるので「美味しくないなぁ」と思うビールはあります。

「クラフトビールは飲んだことあるけどまずかった」という方はきっと、まだ自分の好みのビールに出会えていないのです。

昔のビールは確かにまずい時代もあった

前の章でビールはまずいのではなく、「好きなビールに出会えていないだけ!」とお伝えしました。

しかしながら地ビール(クラフトビール)がまずいと言われる時代もあったことは事実です。

それは日本の酒税法が改正され、少量のビールの製造が解禁された1994年に始まりました。

それまでビールの製造免許を取得するのに必要な年間製造量は2,000キロリットルでしたが、60キロリットルへと大幅に引き下げられました。

この酒税法の改正をきっかけに日本全国に小規模醸造所が乱立しました。

しかし当時はビール製造のノウハウが確立されておらず、品質が安定しない地ビールが多く存在しました。

そのため、現在40代後半〜60代の世代は「地ビール=まずい」という印象を持っていることが多いようです。

地ビールがまずいと言われていた理由

酒税法が改正されビール製造のハードルが下がり、粗悪品も多かったため

クラフトビールの国内シェアは拡大していく

これは予想になりますが、クラフトビールの国内シェアはこれから拡大していくと考えています。

大きく2つの理由があります。

クラフトビールの国内シェアが拡大する理由

①アメリカのビール市場との比較

②コロナによるプチ贅沢の浸透&コロナの5類引き下げによる外食の復活

アメリカのビール市場との比較

そもそも国内のクラフトビールの販売量のシェアはたったの1.5%です。

それに対してアメリカは12.7%もあるようです。

もちろんアメリカはホームブルーイングが許されているため、日本よりも遥かにクラフトビールが身近な存在であることは間違いありません。

しかし日本でも2020年から2021年にかけて、クラフトビールの販売シェアは1.6倍にも成長しているのです。

キリンビールの調べによると、2027年までに国内市場の4%強を占めるようになるのではないかという見立てもあります。

そのため日本でもアメリカまではいかないにせよ、クラフトビールが占める国内ビール市場のシェア率は高まっていくことが考えられます。

コロナによるプチ贅沢の浸透&コロナの5類引き下げによる外食の復活

コロナによる外食規制により、食卓でのプチ贅沢がフードデリバリーとともに浸透してきているのが現状です。

プチ贅沢の中にクラフトビールという選択肢が加わり、コロナ以前と比較するとクラフトビールの浸透度が高まってきています。

このタイミングでの外食の復活はクラフトビールにとっても追い風です。

美味しいクラフトビールの選び方

美味しいクラフトビールの選び方というタイトルにしましたが、僕の文章力では語りつくせません。笑

正確には「自分に合ったビールの見つけ方」です。

完全なる独断と偏見なのでご容赦ください。笑

判断基準は下記の通り

Q1.普段ビール飲む?

→普段ビール飲む

→普段ビールは飲まない

Q2.普段飲んでいるビールのどこが好き?

→あっさりしているのが好き/嫌い

→苦さが好き/嫌い

Q3.普段のビール(ビール飲まない人は普段飲むお酒)のアテは?

→あっさりした漬物系

→もつ煮込みなどのこってり系

→揚げ物

→辛いもの

上記の質問に対する回答の一例は下記の通りです。

普段ビールを飲む人&ビールの苦味が好き&アテはあっさり系

おすすめビール→セッションIPA、ペールエール

普段ビール飲まない人&苦味が嫌い&アテはこってり

おすすめビール→セゾンビール、ベルジャンホワイト

などなど、、

私達おつまみぶるわるーでは、たむらけんじさんの所有するレストランをお借りし、全国のクラフトビールを提供するシェアレストランを定期的に開店しています。

来店いただいたお客さんからおすすめのビールを聞かれたときは上記のような質問から、「好みであろうタイプのビール」を提案してご提供しています!

「どんなタイプのビールがあるのか知りたい!飲みたい!という方はコロコロレストランで私が営業している日に予約をして会いに来てください!笑

コロコロレストラン(直近は5月13日です)

https://coubic.com/coro-coro/493102/express

本日は以上!!

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