
こんばんは。きーぼです。(@protein_onakeen)
就活をしていると、色んな悩みが出てきますよね。
「行きたい企業がない」
「ESは通るのに面接で通過出来ない」
「一次面接、二次面接は通過できるのに最終面接で落とされる」
また、そもそも「やりたいことがない」という人も多くいるかと思います。
今日は就活をしている大学生の悩みを解決する記事です。
大学生でなくても、若手の社会人で転職を考えている方にも何かお役に立てるかなと思います。
人材会社で5年間働き、自社の新卒採用にも関わってきた経験から、内定が取れる人材の共通点が浮かび上がってきました。
この記事を読んで、就活に悩む学生や若手社会人が少しでも減れば幸いです。
・自分に合った会社の選び方
・面接突破の方法
・転職に向けた取り組み
Contents
人生の目的から逆算し、自分に合った会社を選ぶ

自分にあった会社を選ぶとはどういうことでしょうか?
言い換えると、「自分の人生の目標を達成するのに最適な会社を選ぶ」ということです。
「人生の目標なんて考えたことがない!」という人も多いでしょう。
就活という貴重のタイミングで、「将来自分は何をしていたいか?」について思いを巡らすのも良いと思います。
また、この後詳しく述べますが、会社の選び方も与えられた情報(新卒就活サイト)から収集するのでは足りません。
「自分が欲しい情報は何か?」を考え、主体的に情報を取りに行くことが重要です。
新卒採用サイトの情報に頼るな
就活を始めるにあたり重要なのは、「就活サイトの情報を鵜呑みにするな」ということです。
就活サイトの利用は無料ですよね?
では、就活サイトは誰からお金をもらって運用しているのでしょうか?
当たり前ですが、人材を募集している企業です。
就活サイトの情報を鵜呑みにしてはいけない理由は、
「お金を払っているのが人材を募集している企業=不利益に当たる情報は出てこない」
という点にあります。
・就活サイトもお金を払ってもらっている企業の悪口は言えない
・あくまで企業のプロモーション活動ということを忘れない
つまり、良い事ばっかり書いてあって当てにならないんです。
無料のサービスが成り立つのは何故か、誰が得をしてお金を払うのかを考えましょう。
本当の情報を手に入れるのは難しいですが、ある程度のことは四季報から手に入ります。
気になる企業が見つかったら、まずは四季報から情報を収集しましょう。
四季報は業界ごとに分かれているので、気になる企業と同業種の企業も合わせてチェックしてください。
その後、業界のイメージが付いたら、個別企業のサイトで財務情報をチェックしましょう。
上場企業の場合、必ず財務情報が公開されています。
それでは、財務情報から何を得るのでしょうか?
単に企業が儲かっているのかも重要ですが、一人あたりの営業利益を算出することで、「仕事のきつさ」も予想することが出来ます。
就活サイトに登録⇨気になる企業、業界を見つける⇨四季報でチェック⇨企業の個別サイトの財務情報をチェック
企業の決算書をある程度見れるようにしておくことが重要
同じような商品を扱い、売上高も同じくらいなのに、利益が多く出ている企業というのがあります。
仮に同業種と同じくらいの従業員数だった場合、かなり掘り出し物です。
薄利多売の企業より、高利益体質の企業の方が絶対に仕事が楽でゆとりがあります。
また、同業種よりも利益率が高いということは、オリジナリティがあり営業も比較的楽だということが予想されます。
その分覚えるべき事が多かったり、コツが必要かもしれませんが、一度習得してしまえばその後が楽になる可能性が高いです。
僕は現在、薄利多売の業界にいる為、かなり後悔しています。笑
高利益体質だと、仕事も楽だし給料も良くなります。
当たり前ですが、どの業界に就職するかで給料レンジはほとんど決まります。
業界内での給料格差は企業規模と利益率で決まるので、ある程度気にしておく必要がありますよね?
どうせ同じ仕事をするなら、給料は高いに越したことはありません。
いずれにせよ入社すれば、企業の財務情報は見れるようにならなければいけないので、今のうちから気になる企業の財務情報をチェックするようにしておきましょう!
・就活サイトの情報を鵜呑みにしない
・個別の企業サイトで財務情報を得る
・薄利多売の企業ではなく、高利益体質の企業を選ぶ
自分はどのように働きたい?
企業の探し方についてわかったら、次は「自分はどのような企業を探しているのか」を認識すべきです。
「働き方」を選ぶとは簡単に言うと、「激務」か「ゆるふわ」かを選ぶということです。
僕のブログの基本的なスタンスは、勤め人脱却し経済的自由を手に入れる方法を探すことです。
その観点からお話することをお許しください。笑
激務の場合は、激務の中から知識や技能を取得し、同じ業種で独立するというコース。
ゆるふわの場合は、自分のすべき業務を高速で終わらせ、余った時間を副業に当てて別業種で独立するコース。
独立を考えておらず、会社員として一生を捧げる場合でも、出来るだけ「高利益体質の企業」に行きましょう。
何度も言いますが、薄利多売は体が持ちません。
・「激務」なのか「ゆるふわ」なのか
・「激務」なら同業種での独立を目指す
・「ゆるふわ」なら異業種(不動産・ブログ)での独立を目指す
・会社員として過ごすなら高利益体質の企業へ行け
何もないなら大企業に行け
ここまで色々述べてきましたが、「本当にやりたいことがない」「行きたい企業がない」という人もいるでしょう。
そういった人は大企業に行きましょう。
なぜなら、中途半端なこだわりで、中小企業やベンチャーへ就職すると転職で大企業に行くのが難しくなるからです。
逆は簡単。大企業から中小企業、ベンチャー企業へは自由自在です。
やる気だってやり始めてから出るんですから、やりたいことなんてやり始めてから見つかるものです。
サッカーやったことないのに「やりたいことはサッカーです」なんて言えないでしょ?
やりたいことは後で見つかるので、後回しでも結構です。
その代わり、高利益体質の企業にしましょうね。
「バカとブスほど東大に行け!」
ドラゴン桜の名台詞ですが、就活でも同様のことが言えます。
「何も考えてないやつは大企業へ行け!」
・やりたいことがないなら大企業に行け
・やる気がやり始めてから出るのと同じく、やりたいこともやってから見つかる
面接を通過して内定を勝ち取るには

就活をある程度していると、色々な悩みが出てきます。
志望度が低い会社の面接では出来ていたことも、志望順位が高い企業では出来なかったりします。
結論、面接は数をこなせば「上手く」なっていきますが、根本の考え方が間違っていれば内定はもらえません。
僕がこれまで失敗してきたことや、新卒採用に携わってきた経験から、面接に臨む上で必要な考え方について述べていきます。
このブログを御覧いただいた皆さんの就活が上手くいくことを願ってやみません。
会社が欲しい人材を演じよ
内定を取るということは、会社に「この人が欲しい!」と思わせなればいけません。
自分のありのままを受け入れてもらおうと思うのは少し甘いです。
背伸びすることは悪いことではありません。
社会に出ると必ず競合他社がいます。
そこに勝つ為にはギリギリの交渉をしていく必要があるのです。
現時点で出来ないことでも「これから出来る」と判断するのであれば、「出来ます!」と言い、全力で辻褄をあわせていかなければいけないからです。
ちなみに僕は学生時代、ありのままの自分(やや誇張した)を受け入れてくれるようにアピールをしていました。
しかし、なぜか最終面接となると内定が出ませんでした。
ある会社の人事担当者に、
「正直でいることは必ずしも正しいことではないよ」
と最終面接終了後にフィードバックをしていただいたことがありました。
学生時代は正直、大学の授業はほとんど頑張っていませんでした。
僕は大学時代に勉強に力を入れていなかったことを、最終面接であっけらかんと話していたのです。
社会人を5年間経験し、新卒採用にも携わった今考えると、
「大学の授業を頑張らない」=「自分がやりたくないことはやらない人間だ」というように認識されたのと同時に、
「相手に自分をよく見せようとする事ができない人間」であり、「なんでも正直に話すことで、相手にどう思われるのかまで配慮できない頭の悪い人間」だと判断されてしまったんだと思います。
・面接では、「正直にいること」も重要だが「相手からどう思われるか」という相手目線を取りいれる。
面白い=採用には繋がらない
僕の失敗談ですが、僕は就活はコミュニケーション能力をひけらかす場だと勘違いしていました。
もちろんそれがうまくいく企業もありましたが、上手く行かない企業では、
「君は私達を笑わせにきているの?」
と言われることもありました。笑
ただ、そこでさすがの僕も「内定を獲得するという目的が笑わせるという目的」にすり替わってしまっていることに気付きました。
採用されるためには、「面接の場でどのように振る舞うべきか」を考え抜くコミュニケーション能力が必要となります。
話すスキルよりも、聞くスキル・感じるスキルが重要です。
・就活の目的を履き違えない
就活は新卒で最後にはならない

昔のように、新卒で入った会社で定年まで勤め上げるということは考えにくい世の中になりました。
言い換えると、転職が当たり前の世界になっています。
これまでの会社内での戦略と、これからの会社内での戦略では全く異なります。
社内政治だけに気を使って生きていけた時代はもう終わったのです。
淡々と職務経歴書に書ける実績を積み重ねる
今後は、「社会での自身の市場価値がどうすれば上がっていくのか」「どのようなスキルが社会で必要とされていくのか」について、注視していく必要があります。
会社で漫然と時間を浪費しないために、3ヶ月毎くらいで職務経歴書をアップデートしていくことをおすすめします。
自分の業務の棚卸しになるのと同時に「自分が次に身に付けなければいけないスキルは何なのか」「どういった実績を積んでいかなければならないか」など、普通に仕事をしていたら気付かないことに気付くようになります。
転職という観点で言えば、興味が湧いた業界や企業に必要なスキルを、今いる会社で身に付けていけば良いのです。
そもそも、未来志向になるだけで社内政治にばかり目を向けている会社員よりも遥かに早く成長できるでしょう。
・3ヶ月を目安に職務経歴書をアップデートする
・職務経歴書に書ける実績を積み重ねる
会社への依存度下げておく
「いつでも自分は転職できる」というメンタリティを持つことで、忖度なく仕事をすすめることが出来ます。
経営者側にとって、「いつ仕事辞めてもいい」と社員に思われているのは非常に怖いことです。
社員をコントロール出来なくなるからです。
基本的に経営者は社員を会社に依存させ、少々嫌なことがあっても
「会社を辞めたら人生終わる」と思わせて支配します。
具体的には、結婚を勧めたり、マイホームを購入させたりですね。
会社への依存度を下げると、会社への忠誠を誓わざるを得なかった社員から足を引っ張られる可能性もあります。
「お前も会社に忠誠誓えよ」的な感じで。
こんな奴は完全に無視しましょう。
また、経済的な依存度を下げるためには、出来るだけ早い段階で勤め人とは別の収入源を作る準備を始めておきましょう。
ただ、新卒で入って数ヶ月での副業はおすすめできません。
「アンチ会社」のような話をしていますが、さすがに会社への貢献度「0」の状態で副業は不誠実です。
会社員として最低限の成果を出した上で副業しましょう。
・会社への依存度を下げる
・「いつ会社をやめても良い」というマインドを持つ
・副業を始めてみる
本日は以上!!!!