
こんばんは。きーぼです。(@protein_onakeen)
新入社員の方は現在研修期間でしょうか?報連相とかやってるんでしょうか?
研修では、「当事者意識」「自責思考」「経営者目線」などの聞き慣れないワードがたくさん飛び交っていることでしょう。
こういった言葉だけでなく、勤め人として働いていると様々な指示が上司から飛んできます。
最初は何もわからないところからスタートするので、指示されたことに対して「いかに早く正確に処理できるか」を考えながらこなすだけで構いません。
しかし、業務に慣れてからも指示された通りにしか動けないとなると、頭が良くなりませんよね?
では、どうしたら良いのでしょうか?
例えば「経営者目線を持て」と上司に言われたらどのように考えますか?
Contents
「経営者目線」という言葉

経営者目線とは
一般的に経営者目線とは、「もし自分が経営者であったらどのように考えるだろう」ということですね。
松下電器の創業者である松下幸之助氏は「自分の仕事がそのまま1つの会社であった場合に自分は(経営者として)どう考えるか」ということを経営者目線として話していました。
会社が求める経営者目線と個人が持つべき経営者目線
会社は会社の利益を追求します。
個人は個人の利益を追求します。
これは経営者目線という言葉だけでなく、すべての言葉には話し手側の意味と聞き手側の意味があリます。
ここをまずおさえてください!
会社側の経営者目線(会社のために働く)
会社側の経営者目線は、会社の利益になることなので、いかに経費を抑えて会社の売上、利益を増大させるかということです。
つまり会社側の経営者目線とは、「サビ残して売上を限界まで上げろ」という意味です。
マルクスの「資本論」でも書かれていますが、勤め人の給料も経費の一部なので「生活ギリギリ」に設定されています。だから勤め人はいつまで経っても「金欠状態」なんです。
(自分に対する壮大なブーメラン)
個人の経営者目線(自分のために働く)
個人の経営者目線は、自分の給料が売上で、生活費などが経費です。事業内容は自分の仕事内容ということになります。
会社に言われたままの仕事しかできない場合は、事業内容がUPDATEされていきません。
事業内容は意識的に自分で方向づけをしていく事が必要です。
自分の目標のために、利己的に働くのです。
上司からの「経営者目線を持て」という指示は無視でOK

結論、経営者目線を持てと言われたら無視しましょう。
搾取されて終わりです。
ただ、仕事をサボれと言っている訳ではありません。
個人の経営者目線を持つことは重要です。
自分のために(利己的に)働くことは、個人の当事者意識を高めることにも繋がり、結果的に図らずとも会社への貢献になるからです。
自分のために働いた結果、会社のためになったときには一石二鳥です。
指示通りに動いて得た結果は自分に知見が貯まりませんが、自ら動いて得た結果については自身の血肉になります。
※会社で働いている限り、成果自身は全て会社に吸収されます。
「会社の常識=社会の常識じゃない」ので頑張りすぎなくていい
会社で働いていると、会社の常識が社会の常識だと錯覚してしまうことでしょう。
特に、慣れない仕事をしている時、営業成績が思うように伸びず追い込まれている時は視野がどんどん狭くなっていきます。
(まさに1年前の僕がそうでした)
そんなときは、上司からの指示全てを疑いましょう。
上司が言っていることはおそらく正論で、間違ってはいないでしょう。
ただ、あなたが今、目の前の仕事に追い込まれているのであれば、一旦すべての指示を無視すべきです。
そして自分自身にこう問いかけてください。
「今日、あと一つしか仕事が出来ないとするならば、どの仕事をするのか」
大量の仕事に日々忙殺されているのであれば、このフレーズを思い出してください。
頭の中が悩みでパンパンになっているときは良質なインプットもアウトプットも出来ませんん。
悩みや不安は紙に書き出して脳内のスペースにゆとりを持つようにしましょう!
忙しい仕事をしている人は、ぜひこの本を読んでみてください。
僕はこの本を読んで、仕事に対する考え方がガラッと変わりました。
売上が伸びないときは「すべての仕事をこなして売上を伸ばす」と考えていましたが、
「エッセンシャル思考」を読んでからは、「どの仕事を引き受けるか」という考えに変わりました。
その結果、日々の業務時間も短くなり、より成果を上げられるようになりました。
「本読んでも変わらないよ」と思う人にこそ、この本は読んで欲しいです。
1冊の本を読むだけで1日の業務時間が1時間ほど短くなります。
その時間を自分の好きなことやスモールビジネスに当てられたら最高ですよね?
今年に入り20冊ほどの本を読んでいますが、その中で一番のおすすめが「エッセンシャル思考」です。
ぜひ、ご一読ください!
本日は以上!!!!!