
Contents
どんな本か
著者紹介
赤羽 雄二(アカバ ユウジ)
ブレークスルーパートナーズ株式会社 マネージングディレクター
東京大学→小松製作所→スタンフォード大学大学院→マッキンゼー→ブレークスルーパートナーズ共同創業
『最速のリーダー』、『ACTION READING』など著書多数。
本の内容
日々頭の中で考えている(悩んでいる)ことを言語化するための具体的な手法と、そもそもなぜ言語化しないといけないのかについて書かれている。いわば思考力を高めるためのトレーニング本。
『0秒思考』はどんな人が読むべきか
①日々仕事に忙殺され、ゆっくり考える暇がないと「思っている」人
②漠然とした不安や悩みを抱え、悶々としている人
③頭の回転が遅いと自覚している人
『0秒思考』をなぜ購入したか?
思考力を高めたい人におすすめ
→私も上記の①に該当しており、日々考える時間がないと感じていた。短い時間でもなにか思考力を高める方法はないかと探している時に、この本『0秒思考』に出会った。
ちなみに思考力を高めたい理由は、何事も土台が必要だと感じているから。
例えば、ダイエットにおける筋トレが典型である。
ダイエット(痩せる)とは、(摂取カロリー)ー(消費カロリー)をマイナスの値にすることだ。
その際重要になるのは、『基礎代謝』である。基礎代謝が高ければ、寝ているだけで多くのカロリーが消費される。
その基礎代謝を高めるのが、筋トレなのである。
前置きが長くなったが、『思考力』というのは、頭脳労働が中心となっている現代において、何かを学ぶ際のあらゆる土台になると私は認識している。
その土台を大きくするためのトレーニング本が、『0秒思考』である。
読了後の具体的行動は?
『0秒思考』トレーニング概要
①紙とペンを用意
②自分が悩んでいること(テーマ)を考える
③テーマに対する解決策を1分で書けるだけ書いてみる(3〜4)
④1日10個のテーマで行う
⑤毎日続ける
0秒思考を実践して見た感想
実践して1週間ほどだが、漠然と抱いていた悩みや不安が紙に書き出すことによって言語化され、解決の糸口が見えるようになり、頭がスッキリする。
特に本書では0秒思考トレーニングを行うタイミングは任意とされているが、私は朝をおすすめする。
仕事前などに仕事の準備として仕事に関するテーマで「今日何を優先的に片付けるか?」などを書き出すのも良いかもしれない。
また、仕事でトラブルが発生した際も解決策を考える方法としても有用。
自分も何か困ったことがあったらまずペンを走らせるようになり、かなり解決までのスピードが早まった。
『0秒思考』まとめ
どの本にも共通して言えることだが、特に実践ありきの本。
読了後、なんの行動も起こさなければ、読んでいる時間が無駄と言える。
まずは、本書に書かれた0秒思考トレーニングを実践してみよう。
3週間でかなり思考力が鍛えられるとのこと。
大変読みやすい構成になっておりスラスラ読めるのでちゃちゃっと読んで行動に移そう!
私は同時に、『エッセンシャル思考』を併読することを強くおすすめする。笑